白内障手術
エイトチョッパーⅠ(ASICO SP-8193、写真A)
エイトチョッパーⅠ(ASICO SP-8193、写真A)
エイトチョップ法を行うために最初に開発したのはエイトチョッパーⅠです。水晶体核を4分割するプレチョップ法を行う場合に使用するプレチョッパーは、エイト チョップ法のように水晶体核を多数に分割するためには、先端部が大きくて、狭い囊内で の操作には向きません。そこで、先端部分を長さ3.2㎜、幅1.4㎜と小型化し、その最先端部 分をより鋭くしました。完成したエイトチョッパーⅠは眼内での操作性が良く、水晶体核の分割も無理なく行えます。その操作性、エイトチョッパーⅠによる手術方法の有効性は、2009年に日本眼科手術学会で発表しました。
白内障手術
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エイトチョップ法
私は2002年に水晶体核を4分割のみであったプレチョップ法を改良し、常に8分割まで行うエイトチョップ法を開発し、2008年に日本眼科手術学会で報告しました。また、エイトチョッパーI、エイトチョッパーII、ランスチョッパーなど、より繊細で、鋭利な先端をもつ専用のチョッパーを開発しました。
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ランスチョップ法
水晶体核が硬く、エイトチョッパーでは分割できない場合は、サステイナーとランスチョッパーを用いて水晶体核を8分割しますが、これをランスチョップ法と命名しました。
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エイトチョッパーⅠ(ASICO SP-8193、写真A)
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エイトチョッパーⅡ(ASICO SP-8402、写真B)
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ランスチョッパー(ASICO SP-9989、写真C)