白内障手術

ランスチョッパー(ASICO SP-9989、写真C)

ランスチョッパー(ASICO SP-9989、写真C)

 エイトチョップ法では、水晶体核が硬い場合にランスチョッパーによって水晶体核を分割する必要があります。しかし、従来のプレチョッパー(ユニバーサルプレチョッパー、写真D)は先端部が刺入しにくく、長いため操作が難しいので、先端部を長さ3.0㎜、幅1.3㎜とし、最先端部を鋭くしたランスチョッパーを作製しました。ランスチョッパーの先端部は短く鋭いため、眼内操作が容 易で水晶体核に刺入しやすく、先端部の 幅が広いため効果的に水晶体核の断面を 押して亀裂を拡大することが可能です。ランスチョッパーによる手術方法は、2019年に日本眼科手術学会で発表しました。

エイトチョッパーII(ASICO SP-8402)