当院の白内障手術は、第五世代の超音波白内障手術であるエイトチョップ法で行っています。

当院では、白内障手術で技術的に最も難しい方法であるプレチョップ法をさらに独自に進化させたエイトチョップ法で白内障手術を行っております。
エイトチョップ法は、2002年に佐藤剛が開発し、2008年の第32回眼科手術学会で発表しております。当院の白内障手術は他施設と比べて格段に安全、効率的で短時間に終了します。
また、他院で手術困難と診断された難しい白内障の手術も積極的に行っております。

白内障手術

  1. エイトチョップ法

    エイトチョップ法

    私は2002年に水晶体核を4分割のみであったプレチョップ法を改良し、常に8分割まで行うエイトチョップ法を開発し、2008年に日本眼科手術学会で報告しました。また、エイトチョッパーI、エイトチョッパーII、ランスチョッパーなど、より繊細で、鋭利な先端をもつ専用のチョッパーを開発しました。 

  2. ランスチョップ法

    ランスチョップ法

    水晶体核が硬く、エイトチョッパーでは分割できない場合は、サステイナーとランスチョッパーを用いて水晶体核を8分割しますが、これをランスチョップ法と命名しました。

  3. エイトチョッパーⅠ(ASICO SP-8193、写真A)

    エイトチョッパーⅠ(ASICO SP-8193、写真A)

     エイトチョップ法を行うために最初に開発したのはエイトチョッパーⅠです。水晶体核を4分割するプレチョップ法を行う場合に使用するプレチョッパーは、...

  4. エイトチョッパーⅡ(ASICO SP-8402、写真B)

    エイトチョッパーⅡ(ASICO SP-8402、写真B)

     エイトチョッパーⅠの先端部をさらに小型化し、鋭くしたエイトチョッパーⅡを開発しました。先端部の長さは2.5㎜、幅0.8㎜とし、その最先端部を鋭...

  5. ランスチョッパー(ASICO SP-9989、写真C)

    ランスチョッパー(ASICO SP-9989、写真C)

     エイトチョップ法では、水晶体核が硬い場合にランスチョッパーによって水晶体核を分割する必要があります。しかし、従来のプレチョッパー(ユニバーサル...