白内障の検査
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視力検査・屈折検査 視力・屈折検査:裸眼視力を調べた後、矯正視力を調べます。
近視、遠視と乱視の程度を調べる屈折検査を行います。眼軸長測定:眼内レンズの度数を計算するために眼球の前後方向の長さを測定します。
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眼圧測定 非接触型の眼圧測定装置を用いて眼球の圧力を測定します。
眼圧の正常値は、10〜20㎜Hgです。正常値を超えている場合
高眼圧症、緑内障の可能性があります。 -
細隙灯顕微鏡検査 ※白内障の診断には欠かせません。
細い幅の光を眼球に当て、顕微鏡で角膜、前房、水晶体、虹彩を調べます。
角膜の後ろにある水晶体全体を調べることで、水晶体のどの部分が、どの程度濁っているか検査します。
角膜と水晶体の間が狭いと、瞳を開く薬をつけると眼圧が急上昇することがあるので、点眼前に角膜と水晶体の距離が十分にあるかどうか確認します。白内障手術前の検査
特に重要なのは、水晶体核の硬度を評価することです。
水晶体核の硬度分類(Emery-Little分類)は、1~5段階で評価。1度:水晶体核が非常に軟らかい
2度:淡黄色で軟らかい
3度:黄色で中等度
4度:黄褐色で硬い
5度:褐色から黒色で非常に硬いこの分類も含めて、水晶体核の硬度分類は定量的ではないため、医師により、程度の判定が異なります。
当院での核硬度の判定
さらに詳細に核硬度を判定し、手術の難易度を評価したいため、1から5まで0.5刻みで判定しています。 -
眼底検査
(白内障以外の検査)白内障とは別の病気(糖尿病網膜症、加齢黄斑変性、緑内障など)があるか確認する検査です。
網膜や視神経、網膜血管の状態を観察します。
光干渉網膜断層撮影装置(OCT)、眼底カメラ、倒像鏡を使って、網膜の中心部から周辺部にかけて全体を詳しく調べます。
診療受付 / 8:30 - 11:30・初診受付 / 8:30 - 11:00
休診日 / 木曜・土曜午後・日曜・祝日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ |
午後 | 手術 | 手術 | 予約 | × | 手術 | × |
- 眼底検査後は4~5時間見えづらくなります。
車の運転ができなくなりますので、車での来院はお控えください。 - 駐車場をご利用の場合、クリニック周辺の有料駐車場をご利用ください。
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水曜日の午後の予約に関して 受診後の「予約専用」となります。初診の患者様は、午前中に受診頂くようお願い致します。
※初診の方は、検査時間がかかるため11時までの受付となります。 -
午前の予約に関して 「検査・処置」の場合に限りお時間のご指定が可能です。お電話にてお問合せください。
※予約があっても診察は受付順となるため、お時間がかかってしまう場合がございます。 -
その他 小児眼科は専門外のため受付ておりません。
コンタクトレンズの処方は行っておりません。